”ブリューノ・クレール”、ブルゴーニュワインの生産者で初めて覚えた名前である。氏の”マルサネ・ロゼ”は2003年 04年、05年と飲み続け、飲むたびにその素晴らしさを再発見したものである。
06年はどうか?・・・これが大はずれであった。彼のこのワインは口に含むとぱっとイチゴの香りが口中に広がるのが特長なのに、06年ものはその香りが弱すぎて、イチゴなのか、それともさくらんぼうなのか、と迷ってしまうほど。フレッシュ感もないことはないが、アルコール臭が鼻について興ざめだ。たまたまなのかもしれないが、過去の印象が良すぎたので、残念である。
つまみは鰯の漁師風(オリーブオイルでソテーしただけ)、アサリのワイン蒸し、海老とキャベツのペペロンチーノ(カッペリーニ)、レタスとトマトのサラダ。カッペリーニは「碑文谷テラス」のそれを真似て作ったもので、かなりそっくりに出来上がった。(スパゲティの在庫を切らしていたので、カッペリーにを使ったが、スパゲティのほうがもっと美味しくできたと思う)