ご無沙汰しております。
いつかは記事をアップしたい、しなければと思いつつ1年半もこのブログを放置しっぱなしにしてきました。最近は古巣のこのブログの火を絶やすのがもったいないと感じるようになり、新年から再開しようかなと思っていた矢先に某貴婦人から、
「1年以上更新が滞っているようですよ!!早く次を~!!!」
というエール頂戴しました。そんなわけでさっそく今日からネタが続く限り記事をアップする運びとなりました。
昨年の暮れから国内旅行や国内出張の機会が増え、それぞれの土地でさまざまな「食」にまつわる経験をしました。これを「旅の想い出」と題して記事にしようと考えています。
11月17日から3泊4日で京都を旅した。宿泊するホテルは京都ホテルオークラ。着いてすぐにホテルの地下2階にある蕎麦屋「有喜屋」(うきや)で昼飯にした。昨年、ここで蕎麦を食べてそこそこ気に入っていたし、ホテルの敷地内にあるという地の利もあってここに決めた。
注文は「新蕎麦 十割蕎麦」。これでなんと1300円もする。普通の二八せいろでも950円という強気の価格設定だ。
さて、実食。蕎麦は香り豊かで味に深みがある。歯ごたえ喉越しも申し分ない。もり汁は少し甘めでストライクゾーン。これで1300円は納得の値段である。あまりにも美味しすぎてあっという間に食べ切ってしまったのが残念だ。今度はゆっくりと蕎麦の1本1本の味を楽しみながら食べたいものである。なーんちゃってね。この蕎麦は2年前に祐天寺「卯月」で食べた常陸秋蕎麦の生粉打ちといい勝負である。
この感動をもう一度味わいたくて、京都旅行最終日の昼も「有喜屋」で昼飯にした。場所は清水産寧坂。
お腹がかなり減っていたので「天せいろセット」(1680円?)にした。蕎麦は二八で、さすがに十割ほどの旨みには欠けていたが、そこそこの旨さ。美味しかったのは天ぷらだ。カリッと揚がっていて、胡麻油の香りが香ばしい。(高級天ぷら屋にはほとんど行ったことがないのでよくわからないが、東京の蕎麦屋で食べる天ぷらってどうして胡麻油の香りがほとんどしないんだろう?)
まあ、それなりに満足はできたが、やはり十割を頼めば良かったかな?とプチプチ後悔。こんど京都に行く機会があったら十割
池生粉
林の世界にどっぷりと浸ることにしたいものだ。
蕎麦「有喜屋」(京都):http://www.ukiya.co.jp/