ピコさんの
”出町ふたば 豆餅 (京都)”に虎バクダン投下です。(京都ストーカーシリーズ第2弾)
豆大福が美味しいとピコさんに教えていただいた出町柳の「出町ふたば」の開店の時間に合わせて出かけた。開店直後だとさすがに行列はできておらず、すんなりと大福を買うことができた。売り場から見える生産現場では7~8人もの人が大福づくりに精を出している。いったい一日にいくつの大福が売れるんだろうか。
ホテルに帰りさっそく味見。餡子はとても上品なお味で甘味は少ない。まわりの皮(という表現はちょっとヘンだが)がもっちりとしており、おそらく上等なもち米を使用しているせいか味がグー。さきほどから大福と書いてきたが正確には「豆餅」という。その名前の通り普通の大福に比べると豆の量が多く、この豆の塩味のために全体的にイイカンジの塩辛さである。
お土産に母と義母に2個の豆餅を購入したが、ふたりとも夕ご飯のあとに半分だけ食べるつもりが、かっぱえびせん状態になり全部食べてしまったそうである。母からはもっとよこせ!コールがかかってきたほどだ。
「出町ふたば」:http://www.galu-kyoto.com/shop/0036_hutaba/
錦市場でお土産を購入したついでに「やお屋二かい(かね松)」でお昼にした。ここは八百屋が経営するレストランで野菜がメインのランチを食べることができる。お願いしたのは、2100円のなんとかなんとか。昼時にはこれ以外に選択肢はないそうだ。
こだわりをもって育てられた無農薬有機栽培の野菜はどれも味が濃い。塩味が控えめで健康にも良い。(この日もひどい蒸し暑さのために大汗をかいたのでもう少し塩分を強くしてもらいたかった)
デザートも野菜で作られており、ボクはトマトと白餡をこねあげたもの、女房は牛蒡のなんとかケーキ。野菜の味が前面にでており、これはこれで美味しく食べられた。
「かね松」:http://www.jalan.net/kanko/SPT_174871.html
お土産の追加購入のために四条の高島屋へ移動。
ここでだいぶ前にうまいぞ!と聞かされていた「551蓬莱のアイスキャンデー」を発見し、すかさず1本だけ購入。食べたのは抹茶のアイスキャンデー。味は普通に美味しいが、このかたさはボクが子供のころに食べた1本5円のアイスキャンデーと同じでカチカチである。東京に持って帰りたかったが、持ち歩きは3時間(だったか?)が限界だと教えられ断念。
荷物を預けてあるホテルに戻る途中、明石焼の店でおやつ。ボクにとっては味が淡すぎて物足りなかった。
久しぶりに京都の街を歩いてみて、この街の持つ魅力を再認識させられた。こんどは秋の紅葉のときにでも訪問してみたいものである。そのときには文人墨客に愛されたという「俵屋旅館」や「柊屋旅館」で京都情緒を心ゆくまで堪能してみたい。
夕飯は四条・高島屋にある「美濃吉」で購入したこんなもんで済ませた。鱧寿司、鰻寿司、伏見唐辛子の牛肉巻、おばんざいいろいろ。すべて美味である。とりわけ鱧寿司の味はワンダフル。
「シャトー・シサック 2003」(ボルドー・オー・メドック クリュ・ブルジョワ級)。もうすこし待ってから開ければよかった。