★106本目「ル・ブラン・ド・ヴィルマジュー 2004」(ジェラール・ベルトラン)。エール・フランスのビジネスクラスで採用になったラングドックの白である。
つまみは鯖の醤油干し、りせんの一番揚げ、牛蒡の炒め物、小松菜のおひたし。
〆のチーズはパリ7区の「リュー・クレア」のチーズ専門店で購入したロワール地方の山羊チーズ「プリニー・サン・ピエール A.O.C.」。料理用の赤ワインと合わせた。
このチーズは学芸大学の「ユーロ・アール」のご主人イチオシのチーズである。若いほうのタイプを選んでしまったが、熟成が進んだタイプのほうが好みである。
★107本目ロワール地方にある観光スポット「シュノンソー城」で注文したワインが20本届いた。(シャトー・シュノンソー 赤・白・ロゼ)
このワインはシュノンソー城のすぐ脇で造られたもので、1本目は白を抜栓。試飲したときと同様、すっきりとした辛口ワインでとても飲みやすい。こういうタイプのワインはスイスイと飲めてしまうから性質が悪い。
★108本目つまみが終わらないうちに白を飲み干してしまい、同じシャトー・シュノンソーの赤を開けた。これも試飲しているのだが、そのときよりも美味しく感じられた。タンニンは弱く、味わいはとても深いのにこれもグビグビと飲めてしまう。
つまみは子持ちイカの煮付け、カジキマグロの鍋照り焼き、蕪の鶏そぼろ煮、蕪葉と油揚げの炒め物。子持ちイカは今が旬なのか、卵が小さめで味が濃くいけた。
今日のチーズもロワールの「プリニー・サン・ピエール」。赤ワインとの相性は格別であった。(お皿はロワール河上流にある街「Gien」のジアン焼き。アンボワーズの土産物屋で40%OFFで購入)
★109本目夕飯は「寿司処 會」のばらちらし、蒸し野菜、新たまねぎ。
ばらちらしの具をつまんではグビ、つまんではグビしていたらボルドーのロゼワインが一気になくなってしまった。このロゼワイン、そのまま飲むと酸味が勝ちすぎて飲みやすいワインではないが、寿司ネタと合わせると、あ~ら不思議、とても旨くマッチしてくれた。
残った寿司飯は海苔に巻いて食べた。料理用の白ワインといっしょに。
★110本目「レ・モンティフォー 2002」(赤ワイン ロワール・シノン)。セパージュはボルドーでカベルネ・ソビニョン、メルローといった主役ではなくて、それらに補助的に入れられるカベルネ・フラン100%のワインである。
すっきりとしており、果実味もありかなり好きな部類に属するワインだ。
つまみは肉じゃが、大根と油揚げの煮物、大根葉の炒め物、白菜の漬物、りせんの豆腐。肉じゃがとの相性はまあまあといったところか。