今日は久しぶりの義母との昼食会。義母の希望は祐天寺の「卯月」。シメシメ、ボクの希望もここだったのだ。義母と女房はここのセットを注文。ボクは
せっかくのオゴリなのでたくさん食べにゃぁソンソンということで2品注文することにした。
ひと品目はあたり前田の「常陸秋蕎麦 生粉打ちせいろ」(800円)。
20日ぶりの卯月の蕎麦の印象は、今までに食べた蕎麦よりも数倍も香りが高く、味も濃く感じられた。ここの蕎麦が進化したのだろうか?それとも、久しぶりに食べたせいだろうか?今まで食べた中で最も美味しく感じられた。
蕎麦だけではない。もり汁も調度いい加減で、蕎麦との相性も素晴らしすぎ、ゆっくりと手繰ろうと思っていた蕎麦はものの1分もしないうちにすべて胃袋に納まってしまった。
ふた品目は「鶏南蛮そば」(850円)。これは初めての注文だ。
せいろを食べ終わり、せいろの旨さを頭の中で反芻していると、「おまたせしました」と登場した。この頃合いが嬉しい。
かけ汁は以前に食べて感動した「牡蠣そば」同様、色が薄い。ひと口啜ると、これが上品な味で旨い&スゴイ。具の鶏も皮をきちんと剥いであり、味も良い。
これらと常陸秋蕎麦が合わないはずはなく、これも口内火傷をしながらあっという間に食べきった。もちろん汁も全部飲み干した。
〆は蕎麦湯。以前はさらっとした、ありふれた蕎麦湯だったが、先月あたりからだろうか、どろどろの蕎麦湯になった。(「朝日屋」とどろどろ度はほぼ同じ)これも残さず最後の一滴まで飲み干した。
初めから終わりまで終始、嬉しくて美味しくて頬っぺたが落ちっぱなしの「卯月」がパリにあったら、それだけの理由で永久移住を考えてしまうかもしれない。(笑)
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「汎著巣旅行記」(フランス旅行記)連載中。