今日は義母を連れ出してランチをする日曜日だ。今日は義母のたっての願いで白金にある京うどんの店「さくらさくら」に行くことにした。
私は「月見うどん」に九条ねぎをトッピングしたものをなんの考えもなしに注文してしまった。前にも書いたが白身の生卵のあのキョロキョロした感じがたまらなく嫌いなくせに・・・。
「月見うどん」が運ばれてくるや否や、義母と女房にお箸を借りて、合計6本のお箸で丼の中を攪拌することによってめでたく「キョロちゃん」退治に成功。こうなればシメタもんで、「月見うどん」が私の大好物に変わる。
さて、このうどんは国産小麦粉に湯葉を練りこんであり、この製法はこのお店が元祖だそうだ。湯葉が入っているせいで、うどんの味はとてもマイルドで、当然旨味も普通のうどんよりは感じられる。
つゆは「京うどん」を標榜しているだけあって上品かつコクがあり、それがこのお店の雰囲気と相俟って、「そうだ、京都へ行こう!」とJR東海の回し者的発言が飛び出しそうになる。
この店は今回で5度目になるが、ここには1ヶ月に1回は多忙な蕎麦行脚の合間を縫って訪問したい。
義母と女房は「天せいろ」(1500円)。
うどんは温うどんに比べると細い。(ちなみに、このお店のうどんは平べったい)味噌だれと醤油だれからつけ汁を選ぶことができる。味噌だれでうどんを食べたことがあるが、深い味わいでなかなか美味しかった。
京うどん「さくらさくら」(白金):http://www.sakura2.co.jp/