早くも第2回目の「☆蕎麦とボルドーワインの夕べ」の開催の運びとなった。
ボルドーの赤ワインのつまみはハンブルグ・ステーキ巣魔古風、ペンネ・パスタ・ジェノヴァ風、茹で野菜、キャベツとキュウリのサラダ・さぼてん風である。
赤ワインに魚を希望したのだが、「どうせブログに載せるんでしょ!そんなら肉にしなさい!みっともないから!」と怒鳴られ泣く泣くハンバーグを食べさせられた。理由はブログ掲載云々ではなくて、ヘソクリ増加運動を始めたのではないかと勘ぐっているのだが。
赤ワインは数多くの高級ワインを産出するボルドー・サンジュリアン地区のもので、「シャトー・ラランド」(1999年)である。畑の格付けはない。
(会員専用:サン・ジュリアンって聞くと、高校時代に憧れた「サンドラ・ジュリアン」のあの強烈な肢体がちらちらと目の前に浮かんできてしょうがない。ああ、断っておきますがね、この名前、ご存知ない方はググラないほうがいいですよ。後悔しますぞ。 笑)
このワインは先日飲んだ「シャトー・カルボニュー」のような軽さはなくかなりどっしりと重みがある。スパイシーな香りが少しだけあり、酸味はそれほどきつくない。後味はリオハ地方のファウスティーノ1世を飲んだときに似ているように思われた。セパージュはカベルネ・ソーヴィニョン55%、メルロ40%、カベルネ・フラン5%と先日飲んだワインとほぼ同じ。
なんだか、ボルドーワインにはまりそうな予感がした1本であった。
〆は那須高原「ほし」の蕎麦。せいろを食べたが、何度食べても旨い!一度は那須高原のお店にお邪魔しないわけにはいかないなぁ。(T君に私信:まだ在庫があったらくれないかなぁ・・・スリスリ 笑)
デセールは須磨子の作った「パンプキン・チーズケーキ」。極端に甘さを控えてあって食べやすい。ワインが残っていたので塩気が欲しくなり、これに醤油をかけようとしたら怒られた。(笑)
食後、西小山界隈を酔い覚まし散策。
「かがた屋」に飛び込み、本日入荷の「しぼりたて」を買おうとしたら、本醸造だということで諦める。明日、純米吟醸のしぼりたてが入るといわれ、ルンルン気分で次なる酒屋へ。
西小山にあるワインショップ「ヤマニ」である。ここの若旦那にワインレクチャーを30分ほど受けて、新たにボルドーの赤を2本、アルザスのグラン・クリュを1本買い足して家路につく。
追記:「ヤマニ」の若旦那から新たなワイン用語を教わった。「goût anglaise」(イギリス人の味覚)という言葉で、ボルドーワインのうちイギリス人が好む複雑な味わいのことをボルドーではこう呼んでいるそうだ。今晩飲んだこのワインはまさに goût anglaise だったそうである。
こんな言葉をワインバーで発したら女の子にモテるかなぁ・・・(妄想中)