今日は休みである。休みの日にはなるべく遠出をすることにしている。
今日はまず電車で赤坂(溜池山王)まで行き、そこの「赤坂砂場」に寄り、歩いて六本木の「くろさわ」で蕎麦を食べ、また歩いて白金か目黒の蕎麦屋でずずずをし、またまた歩いて自宅まで帰るという壮大な計画を立てた。
まずは1軒目の「赤坂砂場」で「もりそば」(650円)を注文。
いきなり衝撃的な画像ですみません。
私の頭です! _| ̄|○
まさにオヂサンのバーコード頭のような盛りだ。バーコード・スキャナーでピッ!とやりたくなってしまう頭、ぢゃなくって蕎麦である。
さて、本題に戻ろう。
蕎麦の香りは全くない、味も全くない。・・・これは蕎麦のせいではない。
実は昨晩、ふとしたことでプチ家出をし、学芸大学と恵比寿でさんざん飲んだ挙句、恵比寿から雨に濡れそぼちながら帰ってきたために、嗅覚がやられてしまったのだ。なので、この蕎麦を責めないで欲しい。
ということで、今日は歯ごたえ問題を中心に蕎麦評価をしてみたい。
歯ごたえはシコシコでなかなかいい。<これでオワリかい!
つゆはほんのり甘めで、出汁の具合はえもいえぬ・・・旨さとは書けない。想像ではおそらく美味しいんだろうなという味だ。
ここにはもう一度立ち寄る必要がありそうだ。
次回は開店直後に訪れたい。というのは、この店は原則相席だからである。私は別に相席でも気にしない。だが、この店は椅子と椅子との間隔が狭く隣の客とひじがぶつかり、テーブルも小さいので前の客とも足がぶつかり、食べていても食べた気がしないのだ。おまけにしばしば背中を女店員のおしりで押される。前後左右が私の好みの女性だったらこんなに文句をタラタラ言わないのだが、今日は悔しいことにむくつけきおのこどもだったのである。
「赤坂砂場」(赤坂):http://gourmet.livedoor.com/item/100/T1486/
(ここは「室町砂場」の支店である。)
赤坂から六本木に向かう途中、懐かしいお店を「ロス・プラトス」をパチリ。ここは東京でのスペイン料理店の草分け的存在で、20代のころよく通ったものである。シェフが替わったのかどうかわわからないが、急に味が落ちて、それ以来、訪問していない。まだ、お店があるということは、シェフが交代し、それなりの味を保っているということなのだろう。そのうちに来てみたい。
2軒目は六本木ヒルズのすぐ近くにある「くろさわ」である。うどんの「くろさわ」では何度か食事をしているが、「くろさわ」の蕎麦バージョンは初体験。(
うどん「くろさわ」の過去記事)
注文は「もりそば」(735円)のみ。
蕎麦の味はまたもや省略。この店は「しながわ 翁」や「箱根暁庵」と同様、高橋名人が指導しているので、これらの店の蕎麦とほぼ同じ味を想像しながら味わった。旨い!・・・たぶん。
歯ごたえはシコシコで大好きな感触である。
つゆに甘味はまったくない。そして、塩分が強く、濃い。だから、蕎麦の先をほんの少しだけつゆに浸して手繰りこむ。つゆは蕎麦によくからみ旨い!んじゃないかな、と推測される。
蕎麦湯もどろどろと白濁しており、旨いに違いない。
今度は夜に来てみたい。で、ここのオススメのすっぽん料理を堪能したいものである、などとウソはつけない。(笑)
「蕎麦ダイニング くろさわ」(六本木):http://www.9638.net/sobadining/index.html
3軒目の蕎麦屋を求めて麻布十番から白金方面へ歩き出すとすぐに「川上庵」に出くわす。ここでははるみさんが食事をされている。(
はるみさんの記事)
2軒ハシゴしてまだまだお腹は膨れたままなので、ここはパス。
裏白金の「三合菴」まで来てもお腹は減るどころか、どんどんと膨らんでくる。高橋名人の指導する店の蕎麦って腹持ちがとても良いのである。で、ここもパス。
※あとでわかったのだが、このとき店に入っていれば、憧れの
ピコ様にお会いできたかもしれない。惜しいチャンスを逃してしまったと地団駄を踏み続けている。
とうとう目黒まで来てしまった。マックの赤と黄色の看板を見ると、無性に入りたくなって突撃。
「SMILE 0円」だ!
マニュアル的かつ冷たいスマイルを全身に浴びてにんまりと満足顔。
このオヤジ、よっぽど愛情に飢えているようだ。<おくさんに、ごめんってあやまっちゃえ!