フランス旅行の計画を立てていたら俄かにフランス料理を食べたくなってしまった。
そこで、義母と女房とを伴い前々から気になっていた飯田橋の東京日仏学院内にある「ブラッスリー・ベルナール」へ出かけたが、生憎の満席。
それではと今度は紀尾井町のオーバカナルに行ってみるも、こっちもテラス席も生憎の満席(テラス席じゃないと違法駐車中の車の監視ができないので)
頭の中でフランス料理が食べられるレストランを検索するが、なんにも浮かんでこない。
お腹も減っていることだし、手っ取り早くオーバカナルの前にある中華料理の旨い「維新號」へ行くことと相成った。
私が食べたのはコレ、「海鮮タンメン」。これで3500円もするのだ。(ジバラだったら絶対にこんなもん頼まない)
まずはスープをひと口・・・魚介類の旨味を感じるがちょっとサッパリとしすぎている。
今回は具の掃除はしない。これらの魚介類は十分に麺のおかずになりうるからである。
で、次に具と麺とをかき回す、そして再度スープの味見。
具に絡みついた旨味とサッパリと感じたスープとが混じり合ってとてもいい感じの味になっている。
麺は中太でストレート。麺自体の味も良いが、スープとの相性がとても良く、ひと口食べるごとに恍惚音の混じったため息がでてしまう。こういう旨さを「あはうま」と言うのであろう。
具は豪華そのもの。蟹爪2個、鮑3切れ、帆立4切れ、車海老(大)2匹、イカ多数。しかも、それぞれの具の味つけも火の通り加減も申し分ない。
美味しい麺と豪華な具とを一緒に食べてしまうのが勿体無くって、具は別にご飯と食べた・・くなってしまったくらいである。
この麺はまた是非食べたい!明日も食べたい!でも自腹は・・・・・
食後、一度も揉んだことのない義母の肩を揉んであげたら、「また明日来ましょうね」と言ってもらえると期待したのだが、「ミエミエよ、ふふふ」だとさ。
(写真左)義母と女房の食べた冷し中華(2400円)
2種類の麺(普通の麺とほうれん草の麺)を2種類(胡麻と酢醤油)のスープで食べられる。
ひと口もらったがなかなかいけた。(でも、私の麺の勝ち)
この冷し中華、みなさんだったらどのように召し上がるでしょうか?
義母は日本蕎麦を食べるように麺をスープにくぐらせて食べていた。
具もそうやって食べていた。まるで、天せいろを食べるように・・・・・
(写真右)「小龍包」(4個で1250円)
私の「肉まんランキング」NO1は維新號の肉まんである。1個450円もするのだが、これが旨い。だから、小龍包も間違いなく旨いハズだ!と注文したが、これはたいしたことなかった。
[維新號]千代田区紀尾井町1-11 TEL:03-3261-2213
★「汎著巣旅行記」
「地中海の浜辺にて」と
「ヴィルフランシュ・シュール・メールでの夕食 その2」、久しぶりにアップしました。