この店はいつも行列ができているので気になっていた。
入口には大かまど3台がデンと構えており、おいしいご飯を食べられる店なのだろう。
気にはなっていたが、今日は「たん熊」でリッチなランチを楽しむことにしていたので、ここはパスするつもりでいた。(だって明日はズイマー!ボンコロン食だからね)
ところが、たん熊のメニューをみてあまりの値段の高さにしっぽを巻いて「寅福」に舞い戻る。
注文は「寅福さかなランチ」(1580円)
なんとか鯛の焼物、出汁巻き玉子、自家製豆腐、とろろ、サラダ、香の物、なめこの味噌汁、そしてご飯である。
おかずはどれもこれも美味しい。
それに輪をかけてご飯が美味しい。
ふっくらと炊き上げられたご飯はつやがあり輝いている。
口に含むと幼い頃の香りがする。
電気釜などという文明開化品のなかったあのころの味を懐かしみながら貪り喰う。
気がついたら2度もおかわりをしていた。
昭和30年代のハレの食事を彷彿とさせるものがあった。
●ご飯はおかわり自由 ●ふりかけがうれしい
●この大かまどで30分かけて炊き上げるそうだ ホクホク ツヤツヤ
こんなに食べたのに・・・・・・・・つづく