パスタハウス「とすかーな」(武蔵小山)<3月23日 夕飯>
和食「心米」(白金)<3月22日 夕飯>
カレー「中村屋」(恵比寿アトレ)<3月21日 昼飯>
Pain 「Viron」(渋谷)<3月21日 朝飯>
割烹「奈加野」(渋谷)<3月20日 夕飯 その2>
焼鳥「鳥竹本店」(渋谷)<3月20日 夕飯 その1>
ラーメン「ひるがお」(世田谷・野沢)<3月20日 昼飯>
ラーメン「パンチョス(匿名)」(武蔵小山)<3月19日 昼飯>
焼肉「叙々苑」(等々力)<3月18日 夕飯>
「皿うどん」(3月18日の昼飯)
ayuiceさんの
「TOSCANA ミートソースと納豆スパゲティ」ponchanさんの
「納豆大好き♪」にトラックバック。

武蔵小山に来るたびに気になっていたお店である。
「う、うまいんです」ではフジテレビのアナウンサーが、別の番組ではKABAちゃんがとっても旨いスパッゲティを食べさせる店として紹介していたので、一度は食べてみたいとは思っていた。
ところが、店の前まで来ると、間口が狭いせいか、隣がパチンコ屋のせい(?)かわからないが、なんとなく気後れしてしまい、今日まで幻のスパゲティを食べることができないできた。
ところが、先日、ponchanさんとayuiceさんの記事を見て、どうしても食べたくなって激しい雨の降るなか病み上がりの女房と出かけた。
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ハウスワインの友は「ミックスピザ」と「イタリアソーセージのトマトソース」
ピザは1ピースで注文できるのが嬉しい(1ピース260円)
高校時代に食べたような懐かしい味である。
これを食べていたら、どういうわけか、ケチャップがドボドボ入ったナポリタンを食べたくなってしまった。
ソーセージ料理はとても家庭的な優しい味である。
マンマの味とでも言おうか。
またしても、理由はわからないが、これを食べていたら、魚肉ソーセージをたっぷりのサラダ油で炒めて、それに醤油をダボダボかけて、ご飯をかっ喰らいたくなってしまった。
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さて、いよいよメインのスパゲティである。
迷った挙句、ayuiceさんが代々木のお店で召し上がった「ミートソースと納豆のスパゲッティ」にした。
冒頭の写真にあるように、ミートソースの上にたっぷりと納豆が乗っかっているのである。
見た目はビミョーであるが、まずはそれぞれを別々に味見してみる。
ミートソースの味はなかなか深みがあってよろしいし、納豆はとてもマイルドな味でそこらへんのスーパーで売っているのとは違うようである。
そして、両者を混ぜ混ぜしてひと口・・・・・不思議な味である。
初めに味のまろやかさが口中を支配し、次に旨味がやって来る。
アルデンテのパスタとの相性も良い。
「う、うまい」を連発しながら食べていたらまたたく間に器の中味はなくなってしまった。
一方、女房は「魚介類のぺペロンチーノ」を食べた。
ぺペロンチーノのソースがピリ辛で良い味していた。
ここにはまた来たい。
こんどはぽんちゃんが召し上がった「ぺペロンチーノと納豆のスパゲティ」(常連は「ペペロン納豆」と注文するようだ)にしてみよう。
harumiさんの
「心にも身体にも優しいごはんのお店」からのトラックバック。
唐突だが、パリの凱旋門に登ったことのある人は想像していただきたい。
凱旋門の上ではどこから眺めを愉しんだかを。
一昨年の夏、ある青年をパリ案内した。
当然、凱旋門にも登った。
この青年は凱旋門のシャンゼリゼ側にはまったく興味を示さず、その反対側でデファンスの眺めを堪能していた。
デファンスだって、パリの名所の一つであることに異論はないが、パリにはもっとパリらしい建物がたくさんある。
無理矢理にシャンゼリゼ側に連れていき、アンヴァリッド、サクレ・クールなどについていろいろと話をしてあげても「ふん、ふん」というばかりで説明する張り合いがない。
しばらくすると、再びデファンス側に場所を移し、ホーとかウオォーと奇声をあげているのである。
その青年と白金の「心米」で食事をした。
この店は先日、この界隈を散歩したときに見つけ、外観が旨そうだったのでそれ以来何度か予約の電話を入れたが満席で断られ続けてきた。
運良く予約がとれたので逸る気持ちをおさえながら突撃!
予約した8時半、店内は満席である。

黒ビールで乾杯しながら久闊を叙す。(彼とは1年ぶりの再会である)
ビールの友は
★「天豆の塩茹で」(700円)塩加減がほどよく、豆は冷凍モノではない。
★十種野菜のきんぴら(800円)この店のオススメだけあって味つけがとても良い。
お酒との相性はバッチリ!である。
ご飯とも合いそうで、早くもこの店のウリである「炊きたて土鍋ご飯」を食べたくなってしまった。
★高糖度トマトエストラゴンと胡瓜ソース(850円)このトマトは甘いだけのトマトではなく、味がしっかりとしている。
これをソースにからめて食べると別の旨さがやってくる。
どうやったらこんな旨いソースを作ることができるのであろうか?
★黒米つくね団子(800円)つくねを黒米で巻いて焼いてあるという面白い一品である。
発想は面白いのだが、味は感動するところまではいかない。
普通に美味しいつくねである。
★仙台牛のメンチカツ薬膳ソース(1300円)これもこの店のオススメだけあって申し分のない味である。
メンチは洋食屋のメンチよりうよりも、高級な和食店ならこうなるだろうという味わいだ。
特に「薬膳ソース」が秀逸である。
これをご飯にかけてガツガツいくのもいいかもしれない。
★お米と海老のしんびき粉コロッケ(950円)「しんびき粉」というのはもち米を細かく砕いて炒ったものだそうだが、これをコロモにして海老とお米を揚げてある。
とても上品な味がした。
★アベ鶏の竜田揚げ特製葱ソース(1200円)「アベ鶏」という名前は初耳である。
とてもジューシーな鶏肉で、自家製のソースとまったりと合う。
★自家製ぬか漬け(750円)これは私の好みではなかった。
糠床が若すぎるせいなのか、酸味がきつく、ヨーグルト様の味がする。
年のせいか、ピチピチした女性よりも枯れつつある女性・・・ぢゃなくって、枯れた味の糠漬けが好きである。
★茨城県コシヒカリ+山形県夢ごこち(950円)さすがにご飯はこの店のウリだけあって美味しい。
もう少し柔らかく炊いてもらったほうが好きなのだが、お米の味はまいう~~であった。
★お米のブランマンジェソース黒蜜ソース(700円)私は食べてないのでなんとも言えないが、どんな味だか聞き漏らした。
★日本酒「東北泉」とフランスのオーガニックワイン(白)話すのに夢中になり、気がついたらあっという間に2時間半が過ぎていた。
そんなことで、今回は食べた料理を矯めつ眇めつ分析することはできなかった。
とても楽しいひと時であった。
K君!!また会おうね!
K君へ私信:歌舞伎町の「楼蘭」に行く約束はちゃんと覚えているから安心してね。

女房の熱がやっと平熱に戻ったので足慣らしに恵比寿へ。
寝込んでいる間、中村屋のカレーを食べたくてしかたがなかったそうだ。
女房には亡くなった伯父がおり、その伯父がかつて中村屋に勤めていた関係で幼い頃からカレーといえば中村屋だったということで、新宿のお店には回数を数えられないくらい通ったそうである。
(彼女は教えてはくれないのだが、そのうちのほとんどはロハでカレーをゴチになったと推測される)
私は新宿の中村屋には高校時代に何度か行っただけで、それ以来、中村屋のカレーといえば缶詰かレトルトしか食べてこなかった。
両方とも良い印象はないが、病み上がりの女房がどうしても連れていけと脅しをかけるので優しい亭主はハイハイとまるで羊のように、じゃなかった執事のようにご主人の言いなりになってしまったのだ。(うっかり執事を羊と打ち間違えたら無性にジンギスカンを食べたくなってしまった。ナカメへの道は遠い)
さて、私が食べたのは「魚介類のマイルドカレー」である。
中村屋のカレーがこんなに旨いものであったとは正直なところ信じられなかった。
味は日本向けにアレンジしてあるのだが、スパイスが効いて、コクも旨味もあり、缶詰やレトルトと比べると格段に味が上である。
高校時代に食べた記憶の味よりも断然旨いのだ。
このカレーにマサラソースをちょこっとたらすと旨味がさらに増す。
海老2本、帆立3個、イカ2切れ、はまぐり1個(数えますた)も丁寧に仕事をされており、いやいやながらも女房の言いなりになって良かったと女房に感謝した次第である。

女房は「チキンカレー」を食べた。
これは「魚介類のマイルドカレー」よりさらにスパイシーで辛味が強い。
夏でもほとんど汗をかかないのに大汗をかいておった。
平熱になったとしゃーしゃーと言っていたが、本当は熱があったようである。
嘘をついてまで中村屋のカレーが食べたかったのであろう。
でも、その気持、とてもよくわかる!
店を出ると・・・・・
picotさんの
「渋谷ヴィロン(VIRON)のクロワッサン」 ayuiceさんの
「VIRON・クロワッサンとミートパイ」Blue-Parfumeさんの
「VIRONのパン」 にトラックバック。
昨日、渋谷を彷徨したときに噂に聞いていた「Viron」にビローンと出くわした。
3人の方々の記事を読んで以来ずっと食べたいと思っていたのだ。
これで愛妻(本心は鬼妻)へのお土産ができたし、ここのパンを食べれば趣味のトラバだってできるし・・・・・満足なりー。
クロワッサンを2個、パン・オ・ショコラ、アーモンド・ペーストの入ったなんとかいうパン、ハムのサンドイッチをそれぞれ1個買い求める。
会計は1500円弱、 ちと高い。

翌朝、前日の飲みすぎによる「にせ腹」症状が出てしまい、普段食べない朝飯を食べることになった。
まずはウソプレッソ・マシンでコーヒー作り、その中に泡立てたミルクをたっぷりと入れカフェオレを用意する。
次に昨日の戦利品の品定めを致す。
クロワッサンは日本のほかのパン屋で売られているのに比べると遥かに大きい。
(パリではこのサイズのクロワッサンをよく食べたが・・・)
巨大なクロワッサンをガブリと齧り、カフェオレを啜る。
オララ~~♪気分はパリである。
エシレバターの味がパン生地の味と巧く調和して美味しいし、中に空気の気泡がほどよくできているためにふわふわでサクサクなのも嬉しい。
私のクロワッサン・ランキングのNO1はヴィロンに決定!
パン・オ・ショコラもクロワッサン同様素晴らしい出来栄えであった。
チョコレートが少ししか入っていないのも気に入った。

アーモンド・ペーストの入ったクロワッサンと書いたがこれがアーモンドのペーストであるかどうかについては自信がない。
なかのペーストの味がとてもパンとマッチしていた。
これも大好きな味である。
残念だったのは、ハムのサンドイッチ。
パン自体の味は好きなのだが、肝心のハムがエシレ・バターに負けてしまい、エシレの味しかしなかったのだ。

ヴィロンにはケーキも売られていた。
今度はこれにチャレンジしてみたい。
お腹のたまり具合は6分目といったところである。
「鳥竹本店」を出てまわりの一杯飲屋を物色するが、恰好の居酒屋はない。
病妻の待つ我が家にはまだ帰りたくないので、道玄坂方面へ足を向ける。
道玄坂にもない。
久しぶりにセンター街をぶらつくが、若者だらけでおぢさんは「およびでない」ようである。
へたに「オヤジ狩」をされてもつまらないので、「こりゃまたしつれい!」と心の中で叫び早々に立ち去り宮益坂方面へ。
山手線の横にある「のんべい横丁」の店も日曜日のせいかほとんどすべて閉まっている。
(30年近く前に女房と初めてデートしたところがここであった。そのときのことはいずれ書こうと思う)
宮益坂には「魚山亭」という宮崎料理の専門店があり、ここの「冷汁」で〆ようとしたが、あいにく日曜休業。
銀座線下の小さなトンネルをくぐり、そろそろ2次会を諦めかけたころになつかしい店「奈加野」を発見。
ここはS製薬に勤める友人に教えられた飲み屋だが、つまみの値段が安くて味がとても良い。

レモンサワーをオーダーし、それで「五色納豆」を食べる。
納豆、鮪、イカ、おしんこ等をまぜまぜして海苔で巻いて食べるものだが、すっきりとしたレモンサワーとの相性ピッタリである。
おねえさーん、レモンサワーおかわりー♪
そろそろ酔い始めてきたようだ。

鰯の丸干し(250円)をむしりとっては齧り、飲み込んではむしりとりを繰り返すうちに、2杯目のレモンサワーは残り少なくなってしまう。
だいぶ酒のペースがはやくなってきたようだ。
だが酩酊にはほど遠い。
おねえさーん!お酒ね、ヒヤでおねがいねー!
冷酒「一ノ蔵」(2合入り)をコピリコピリやりながら、出汁巻き玉子を頬張る。
甘さがほとんどなく、中に葱が入っていて旨い。
タマゴヤキはこうじゃなくっちゃね!おねえちゃん!
そろそろ危なくなってきたようだ。
冷酒の飲み方もコピリコピリがグビリグビリになってしまい、出汁巻き玉子を食べ終えないうちになくなってしまう。

ねえちゃん!冷、一合ね!きーんと冷えたやつたつねー!
コップ酒は八海山(だったか?)
これをグビグビしていたらこんどはアテがなくなってしまう。
世の中、ままならないものである。
そんじゃあと、〆に空豆を注文。
〆に空豆というのもヘンだが、酔っ払いはヘンなことをするものなのだ。
それでいーのだ。

お店のコワ顔のおねえさんとしばし会話をすることで孤独感も癒され、そろそろ女房の顔を見たくなってきたので会計を済ませ家路につく。
ところが・・・・・
女房の熱は外で食事ができるほど下がっていない。
昨晩は食事の内容はともかくも気分的になんとなく侘しい食事だったので、どうにも今日は外で食事をしないことには気持がおさまらない。
夕方になり何人かの友人に誘いの電話をするが、やはりそれぞれ家族サービスに忙しいようで私につきあってくれる輩はいない。
こういうときのために誘えばホイホイついてきてくれる女性がいれば・・・などと妄想するもそんなに都合の良い女性がいるわけではなし・・・・・
家で再び侘飯をするか、それとも思い切って外で一人飯をするかさんざん迷った挙句、エイヤ!と外に飛び出る。
目指すは渋谷・井の頭線横の飲み屋街である。
(いつかの記事に私はいわゆる「一杯飲み屋」には行かないと書いた。だが、想像していただきたい。いい年をこいた中年オヤジが一人でフレンチしながら「とれ・びあ~ん」などとほざきながらうっとりしている姿を!)
日曜のこの界隈はセンター街とは対照的に人影もまばらである。
従って開店している飲み屋も少ない。
その中で私が選んだのは「鳥竹本店」である。
実はこの店は高校時代、アルバイトで資金がたまると友人たちと押しかけて特大で旨い焼鳥に舌鼓を打ったものである。
カウンター席は満席だったので、地下のテーブル席に案内される。
一人で酒を飲んでいる客はだれもいないので居心地の悪さを感じる。

まずは中生で一人乾杯。
この生は普通の居酒屋では大生のサイズである。
(尿酸値の天敵をこんなに飲んでも良いのであろうか?)
しばらくすると、目当てのジャンボ「ねぎま」が運ばれてくる。
1本300円以上するが、鶏肉の味もタレの味も昔と変わらずに旨い。

ビールをやっと飲み干し、レモンサワーで「鳥肝」、「つくね」、「ピーマンの肉詰め」を喰らう。
一人で食事をしていると、話すという作業がないので、酒もつまみもあっという間に胃の中に吸い込まれてしまう。
鶏の肝もつくねも旨かったが、やはり「ねぎま」にはかなわない。

外国をひとりで旅行したときにしか一人酒をしない私にとって、東京のど真ん中で一人で酒を飲むとそこはかとない孤独感に包まれる。
この孤独感はときには苦痛をもたらすが、反対にそれに快感を覚えることもある。
この苦痛と快感とのせめぎあいが一人酒の醍醐味でもあるようだ。
時刻は午後7時。
会計を済ませ、ほろ酔い状態で渋谷の喧騒の中に・・・・・・
もう一軒いくとするか。
ピコさんの
<らーめん せたが屋 「ひるがお」>よりのトラバ。

ピコさんの記事を見て以来、ずうっと気になっていた店にようやく行ってきた。
行列に並ぶのがいやだったので、11時半ごろ店に到着。
店内には早くも10人くらいのお客さんが座っている。
券売機にあるメニューを見てみると、麺類は塩ラーメンしかない。
オーソドックスに塩ラーメン(700円)とトッピングに「塩玉」(100円)を選択する。
ほどなく運ばれてきた塩ラーメンは見た目が美しい。
まずはスープの味見から。
さっぱりとしていて魚の濃厚な出汁を感じる。
スープの出汁は豚のげんこつ・鶏ガラ・昆布・干し貝柱・煮干などあわせて14種類もの素材からとっているそうで旨い!!
麺は中太麺であるが、さっぱりとしたスープでは少し太すぎるのではないか不安になる。
この麺を2本ほど啜り込み、丁寧に咀嚼する。
あれ?この麺には何かのエキスを練り込んであるのだろうか、よく食べる麺の味以外に何か別の味がするし、普通の麺では感じられない塩分を感じる。
(あとでピコさんの記事をみてわかったのだが、麺は3種類の太さのものを混ぜてあったようだ・・・ぜんぜん気がつかなかった)さて、麺の太さに不安を抱きつつ、麺とスープを同時に食べてみる。
スープと麺との相性がとてもいいし、麺に味がついているので飲み込むまで味が一定に保たれているのである。
炭火で炙った叉焼やシナチク、別注した玉子も自らを主張するような味付けではなく、麺とスープという二大主役を引き立たせるために良い仕事をしているのだ。
この塩ラーメンはまた食べたい!
「ひるがお」は夜になると
「せたが屋」と名を変えるが、夜限定の「しょうゆラーメン」も是非試してみたいものだ。

スープは完飲!
残すなんてもったいなくてできなかった。
追記:食事中、なにげに周りをみまわすと見覚えのある後姿が目に入ってくる。
うーん、この後姿どこかで見たことがあるのだが・・・・・・思い出せない。
家に帰りある人のブログを見ていたとき、その人を発見してあっと驚く為五郎。
その人とは・・・・・ピコさんのご主人であった。
もしかして・・・・・

武蔵小山に出かける用事が最近は多い。
武蔵小山といえばいつも「楊州商人」なのでたまには違った所でお昼を食べようということでググッてみると、目黒線の線路沿いにある「パンチョス」という刀削麺の店がなかなか評価の高いことが判明したので出かけてみた。
注文は「味噌刀削麺」
トッピングされたコゲコゲの目玉焼きに目を剥く。
ラーメンに目玉焼きなんて聞いたことないし、こんなに焦げている目玉焼をプロが作るとは信じられない。
それはいいとして、スープの味を一口。
う?む?うむむ? 塩味が薄すぎるし、味にコクも深みもぜんぜんない。
出汁をけちった薄い味噌汁のようである。
これで太い刀削麺を食べると、案の定、はじめのうちはそれなりにラーメン様の味がするのだが、麺を咀嚼しているうちに口中の味は麺そのものの味しか残らないのである。
しかもこの麺の量たるや、普通の大盛りよりも遥かに多いのだ。
これはつらい。
1/3ほど食べ終わった時点でスープがほとんどなくなってしまう。
残すことができない性質なので、どうしようかと思案した結果目玉焼きに塩をふりかけて、これをおかずに麺を食べることにする。
だが、そのおかずも麺の消費にはあまり役に立たず、目玉焼きがなくなった時点で麺はまだ1/3は残っている。
サービスの餃子はそれだけで食べるつもりであったが、こうなったら致し方ない、これをおかずに麺を食べるしかないではないか。
トホホりながら、これで残りの麺を平らげる。
ラーメン一杯でこんな苦労をさせられたことは私のラーメン人生では初めてである。
トホホのホである。
だが、ここはポジティヴに考えようではないか。
すなわち一杯で3度美味しいラーメン、そう!ひつまぶしのように3回もいろいろな味を体験できるラーメン!であると。
うん、うん、そうだ!そうにちがいない!

麺自体の味や餃子の味はなかなかのものであったということを付け加えておく。
健康だけが自慢の女房が体調をくずしたらしい。
寒気がするし、だるくてしかたがないというのだ。
家にはろくすっぽおかずになるものがない。
かといって女房を外に連れ出すのも酷であろう。
しかたがない!私が食糧を調達するか、と覚悟を決めると女房が、
「叙々苑ならつきあってあげてもいいよ」などとぬかす。
うーん、体は大丈夫なのだろうか?・・・・・「叙々苑ならだいじょーび(死語?)」なのだそうだ。
なんで叙々苑なのかと尋ねると、
「チゲ鍋うどんであったまりたいから・・・」ということで車で等々力(といっても目黒通り沿い)の「叙々苑」へ。
(明日から3連休なので、今日は思いっきり飲んでやろうと企んでいたのだが・・・・・風邪なんか引きあがって・・・心の声)

焼肉屋に来て焼肉を食べないのもなんかヘーンなので(本当は肉よこせ!モード)私だけロースを一人前食べる。
係りの女性の「肉は軽く炙る程度で召し上がってください」という言葉を無視し、十分すぎるほどウエルダン、っていうか炭化直前まで焼いてやる。
焦げ焦げのロース肉は香ばしくて旨い!
叙々苑のロースもなかなか上質の肉を使っているようだ。

メインは私も女房に合わせて「チゲ鍋うどん」である。
先月、恵比寿の叙々苑で女房から少しだけおこぼれをもらったときにとても旨かったからである。(
そのときの記事)
ところが、このお店のチゲの味は明らかに恵比寿の店のとは味が違うのである。
スープのコクは同じだが、酸っぱすぎるのだ。
これはキムチの酸味によるものであると思われるが、酸味が勝ちすぎて旨味が消されてしまっているのだ。
カレーにお酢をどぼっと入れて食べたときの衝撃が蘇ってきてしまった。
恵比寿店では入っていたチゲスープをたっぷりと吸った豆腐は入っていない!(怒)
おまけに恵比寿店では上質の牛肉が入っていたのに、ここのはわけのわからないシャキシャキした歯ごたえの肉が入っているのだ。
これは私の大嫌いな内臓のどこかだろう・・・ひと齧りして女房にパス!(激怒)
私は残すことのできない性分なので、レモンサワーのようなチゲ鍋うどんのスープもうどんも完食。
同じチェーンなのにここまで味が違うとは・・・・・

そうそう、一番初めに「叙々苑サラダ」を食べた。
というのは「モリクミ」が叙々苑のドレッシングを絶賛していたと
おばたんから聞いていたからだ。
恵比寿ではなんとなく食べて、なんとなく旨いというくらいの認識しかもたなかったのだが、今回は意識して食べてみた。
意識をして食べてみると、なるほど!!という味であった。
また食べたい!という味であった。
というわけで・・・・・

女房がケーキ教室にいってしまったので、昼飯は昨日の残りの「皿うどん」
この麺はうどんとはぜんぜん似ていないのになんで「うどん」の名前を冠するのか前から不思議であった。
「皿うどん」は長崎の中国人が始めたものだそうだが、彼らは麺類に対してすべて「うどん」という呼称を用いたのであろうか・・・・・
私の家族は皿うどんの出来立て、すなわち麺がパリパリな状態で食べるのが好きなようである。
ほとんどの人はこの歯ごたえを楽しむものであろうと思う。
だが、私の食べ方はこれとは異なる。
麺が十分に餡の液体を吸収しきってしまうまで待つのである。
そうすると麺の中心部はちょっとだけ芯を残し、外側部分はぶよぶよにふやけた感じになり、この両者の歯ごたえのバランスがたまらなく旨く感じるのだ。
この食べ方を家族の皆は肯んずることはない、むしろどちらかといえばこれを蔑む。
特に女房は「あー、せっかくの麺がもったいない!」などとほざく。
私からすれば、女房の食べ方こそ「あはぁー、もったいない!」なのだが・・・・・
余談ながら、子供の頃はインスタントラーメンでもこの方法による摂取を常としていた。
スープがなくなるまで待って、ふにゃふにゃの麺を食べることに快感を覚えていた。
麺はラーメンに限らず出来立てを食べるのがいちばん旨い、と巷間言われていることを知るに及びこの方法の選択を断念したが、こと皿うどんに関しては強情にもこの方法に固執しているのである。
デザートは・・・・・