今日は進行中のプロジェクトもようやく目途が立ち、清々しい気分で帰宅。
こんな日は、当然、お気に入りの「キリン一番絞り」をプシューとしてグビグビしたいのだ。
冷蔵庫から、何気なさを装っていつものヤツを取り出すと、いきなり、
「なにやってんのー!ダイエットするっていうから協力してやってるんじゃないよー。ねえ、ダイエットって何?やせるって何なの?」
おいおい、「ダイエット」の定義か・・・ヤツの常套手段にはのらない。
ヤツは人に定義をさせておいて、それに対しての反証を挙げ、「さまみろ!」と捨て台詞を吐くことを家庭内趣味としている。
古代ギリシャで人間をプラトンが「人間とは羽のない二本足の動物である」と定義したことに対して、ディオゲネスは羽を抜いたにわとりを見せ、「これが人間か」と言って反論した、と伝えられている。所詮、いかなる物象や事象に対しても「完全なる定義」は不可能なのである。
我が家のディオゲネスは私がなんの反論も反抗もせずに、素直に缶ビールを冷蔵庫に返品したのを見て、さぞや勝ち誇った顔をしていただろう。(そんな顔を見るとムカツクので私は見ない)
で、こんなメニューになった。
・大根・人参・牛蒡・里芋の煮物
・グリーンサラダ(水菜・ルッコラ・デトロイト)
・麩とわかめの味噌汁(昼の残り)
・玄米1膳
・胡麻塩
なんで体重変化がないのだろうか?
きっと「欲求不満」という名の体脂肪が増えたせいだろう。