★111本目「シャトー・マレール 2001」(メドック)。クリュ・ブルジョワ級「シャトー・グリヴィエール」のセカンドワインでセパージュはカベルネ・ソビニョン50%、メルロ50%。
タンニンも酸味も弱いおっとりした感じのワインであるが、飲み口がとてもマイルドで好みの味である。信濃屋ワイン館で1780円。
つまみは大量の茹でキャベツ、鰻まぶしご飯1膳。
★112本目2本目はイタリアの「カザーレ・ヴェッキオ 2003」。何度目かの登場であるが、1本目のボルドーに比べると、果実味が濃く、余韻がとても長い。これはロワールのチーズ「プリニー・サン・ピエール」と合わせた。
★113本目「シャトー・シュノンソー 2002」。フランスから送ったワインのうちのロゼを抜栓した。ワインだけを飲むと酸味がきつく感じられたが、魚介類のつまみと合わせると、酸味が気にならずにとてもよくマッチした。
つまみは鱈のムニエル・シャンピニオンソース、イカゲソのボルドー風(これは旅行記に出てくる料理を真似たもの)、子持ちイカの煮物、野菜サラダ。
★114本目調子が良いので2本目も開けてしまった。「シャトー・パ・ドゥ・ローザン 2000」(ボルドー・メドック)。「ローザン」といえばマルゴーの「ローザン・セグラ」や「ローザン・ガシー」(ともにグラン・クリュ2級)を連想するが、これは「パ・ドゥ・・・ローザン」なのである。
味はグラン・クリュの2級には遥かに及ばないものの、マイルドで飲みやすく、おまけに心が浮き立つような気分にさせてくれるワインであった。(信濃屋ワイン館で1280円)
★115本目「ミュスカデ・ドゥ・セーブル・エ・メーヌ・シュール・リー 2003」(ロワール・白ワイン)。セパージュはミュスカデ100%。このワインはロワール河の下流、ナントのワインである。味に深みはまったく感じられないが、酸味がかなり強く、飲み口はとても爽やか。スイスイと飲んでしまった。(信濃屋ワイン館で1280円)
つまみは子持ちイカの煮物(これは残り物だが、わざと残しておいてもらったもの。家ではボクだけしか食べない)、ハンバーグのトマトソース煮混み、イカゲソのボルドー風、野菜サラダ。