今日のパスタは「セメ・ディ・チコリア」。セメチコリア・タイプの典型的なパスタである。(このタイプのパスタにはこれ以外にメロンの種の形をした「メローネ」、星型をした「ステリーネ」、ハート型の「クォレッティ」などがあるそうだ)
パスタの形状はまるでお米のようだ。この種類のショートパスタは主にスープなどに入れて食べるとものの本に書いてあったが、今回は牛ミートボールのトマトソース煮混みの付け合せとした。
アルデンテに茹でたせいか、咀嚼しようとすると粒パスタが逃げてしまい、巧く噛むことができずにツルツルと口の中を暴れまわる。もどかしい思いはするものの、こういう経験もなかなかオツなものではある。今度はもう少しフランス人好みの茹で方をして楽しみたいものである。
ちなみに先月、中目黒「イル・ルポーネ」で食べた
「フレーグラ」という粒パスタはサルディーニャの郷土パスタで、粒状のパスタを作ったあとに軽くローストしてあるそうだ。