★66本目カリフォルニアの赤ワイン。旗の台の焼き鳥屋「鳥樹」で。(2400円)
★67本目目黒の「アルカション」にて。
ワインリストのアイテムはそれほど多くはないものの、好きなワインがラインナップされている。そのうちからボルドー・グランクリュ3級「シャトー・ラグランジュ」(サン・ジュリアン)のセカンドラベルである「レ・フィエフ・ドゥ・ラグランジュ」を選んだ。2000年という偉大なヴィンテージだけあって芳香は馥郁としており、酸味、タンニンとも好みの感じ。余韻も長く素晴らしい。先日飲んだ1998年のファーストラベルよりも美味しく感じられた。(料理もシチュエーションも違うせいもあるかもしれないけれど)
★68本目「シャトー・ドゥ・フォンベル 1996」(サンテミリオン)。このシャトーの所有者はあの「シャトー・オーゾンヌ」と同じだという。期待を込めて飲んだところ、美味しいには美味しいのだが、なんだか薄っぺらい味。期待が大きすぎると碌なことはない。
★69本目2本目はサンテミリオンの東方に広がる「コート・ドゥ・カスティリオン」の「シャトー・レ・ザルパン・デュ・ブール・ディユー 2001」。これはさらに薄っぺららい。飲んでいてイヤになるほどのものではなかったが。
つまみは野菜不足を解消するために野菜づくし。根菜の蒸し物(ヴァージンオイルとセル・マランで)、ラタトゥイユのポーチドエッグのせ、パタータ・ブラバ、キャベツとキュウリのサラダ。
★70本目「レゼルヴ・ドゥ・ラ・コンテス 2002」(ポイヤック)。「ピション・ロングヴィル・コンテス・ドゥ・ラランド」(ボルドー・グランクリュ2級)という長ったらしい名前のセカンドラベルである。
2002年はまだ飲み頃ではないと思われるが、数時間前にこのシャトーにシャトー・ヴィジット要請のメールを送ったということもあり、どうしても飲みたくなってしまい抜栓してしまった。1時間ほどデキャンタージュしておいたのが功を奏したのかどうかはわからないが、すでに目を覚ましているように思われた。セカンドとはいえさすがの「ピション・ラランド」である。果実味がとても豊かであり、酸味もタンニンも素晴らしい。あと5年、いやあと3年後に飲んだら、もっと熟成してさらに素晴らしい味になるのではないかと思われた。
つまみは生椎茸のホイル焼き、根菜の煮物、蒸し野菜(おろしポンズで)、茹で小松菜、冷奴、レタス・ピーマン・マッシュルームのサラダ(ドレッシングはマイユのヴィネガーとヴァージン・オイル)。ワインとの相性を論ずることはやめておく。