部下は「多賀野」は汁麺ではなくてつけ麺が旨いと言っていたが、会社に帰り「多賀野」のHPにある人気メニューランキングを見てみたら、「ごまの辛いそば」という名の坦々麺がダントツに人気があることがわかった。これは食べてみなければということで、自称「坦々麺評論家」の女房を誘い多賀野に連荘突撃を決行した。
今日は店に着いたのが開店直後の11時35分。なのに表にはすでに15人ほどの行列ができている。霧雨の降る中、20分ほど待たされてカウンター席に案内される。
注文は、といっても券売機でチケットを購入したのだが、「ごまの辛いそば」(800円)と温泉たまご(100円)。席についてからさらに15分近く待って登場したのがコレ。パッと見はなかなか旨そうである。
スープを味見・・・おお、昨日食べたつけ麺よりも塩分がつよく、味は坦々麺のスープというよりも、今まで味わったことのない味。胡麻の香りが強いのはもちろんのこと、味噌の旨みが感じられとても好みの味だ。
良い意味で脂ギッシュで塩分が強く、おまけにコクがあるので、太麺にしっかりとからみつき、食べていてスープの味が劣化する度合は少ない。最後までとても美味しく食べられた。スープも残さずにすべて飲み干した。会社に帰ってから500ml入りのヴォルヴィックを2本も飲むはめになってしまったが。
坦々麺評論家による評価は「イメージしてた坦々麺じゃないけど、美味しいじゃないのよ」ということであった。また来たいかと尋ねると、「そうね、明日でもいいよ」とのことであった。低血圧気味の評論家だからこそ言える科白ではある。
ラーメン「多賀野」(荏原中延):http://www.geocities.jp/taganoya/