★47本目甲州の白ワイン(等々力「寿司処 會」にて)。詳細は
こちら。
★48本目「ドゥモアゼル・ドゥ・ソシアンド・マレ 2003」。このワインは2003年にメドック・ブルジョワ級の格付け見直しの際に、申請を辞退した「ソシアンド・マレ」のセカンド・ラベル。(メドックのグラン・クリュと異なりブルジョワ級の審査は申請されたもののみが対象になる)専門家の間では「グラン・クリュ」に匹敵すると言われている。
2003年だけあってちょっと早すぎたが、酸味がとても爽やかで、複雑な味わいがある。
ワインセラーに98年の「ソシアンド・マレ」が眠っているので、そろそろ起こしてあげることにしようか・・・。
★49本目友人からお土産にもらったドイツの赤ワイン。ドイツの赤?もしかしたら初めてかもしれない。
このワイン、少し甘いが、甘さがとても上品である。酸味はまろやかでフランスワインとは違った美味しさだ。
私信:K君、来年もこれ、よろしくね~~♪
★50本目「シャトー・パタシュ・ドー 2001」(メドック・クリュ・ブルジョワ・スーペリウール)。値段も1680円と安かったし、エリゼ宮の食卓用として採用されたと書かれてあったので迷わず買ったのだが、果たしてシラク大統領がこんな安いワインを飲むんだろうか・・・。
香りは高く、とてもまろやかな口当たりだ。まろやかすぎてなにも考えずにスイスイと飲めてしまった。こういうワインだとワインに気をとられることもなく政治向きの話ができるのでエリゼ宮の採用が決まったのだろう、などとヘンに納得。我が家でもいつになく女房との会話に弾みがつき、とても楽しい食卓になった、、、と言いたいところだが、実はその逆で、罵りあいバトルの泥沼に嵌ってしまったのだが。
★51本目こうなると「もう1本あけちゃえ!」ってことで開けたのがイタリアの「カザーレ・ヴェッキオ 2004」。過去に何度も書いたが、味も香りも非常に濃厚でインパクトが強い。
で、結局、これもカラにしてしまった。。。どうせ、明日は休みだし。。。
罵りあいバトルの原因となったのはコレ。実は、昨晩、酔った勢いで「明日の飯はいらない。彼女と食べてくるからいらない」などと口走ったらしい。(記憶にはない)で、ボクの分は用意してくれなかった。なので夕飯はこれだけ。。。用意してくれてなかったのはいいんだけど、食べられるもんがこれだけとは。トホホ
「寿司処 會」(等々力)
つきだしの「のれそれ」(穴子の稚魚)と白魚と小柱の揚げ物。今日ののれそれはとても瑞々しくて歯ごたえも調度いい感じだ。
刺身は鰤、鯛、北寄貝。今の鰤は日本海産ではなく、太平洋の紀州沖のものだそうだ。脂の乗りはいまひとつだが味は良い。
ほたる烏賊の串焼きと烏賊ゲソ。
小肌巻きと漬物。
ここまで木村さん。(大将は少年野球のコーチをしていたので遅れて登場)
これを食べ終わったのが入店1時間後の7時前。いつもと違い店には我々を含めて8人ほどの客の入り。2月はこういう日が多いそうだ。
とらふぐの白子。これは何度食べても旨い。
これなんだかわかるかな?これは〆鯖の表面で捨てるところだそうだ。大将が捨てようとしたので、慌てて阻止し焼いてもらったのだ。これ、骨が多いけれどとても美味。(鯵の開きのカリカリした表面の香ばしくてカリッとした旨さを想像してもらえばよろしい。もっとも、鯖のほうが美味しいけどね)
つまみは写真以外にいくつか食べているが、飲みすぎてしまいほとんど憶えてない。
ただ、客足が減ることを予想して仕入れをしたのだろう、ちょっと変わったつまみにありつくことはできなかった。
写真の握りは蟹キュウマヨ巻き、穴子、ふぐ、鰯。穴子がいつもと違い大きく「美登利」風。味は同じだったけど。
これ以外に中トロ、中トロ巻き、マグロのスキミ巻き、・・・あと記憶なし。
アルコールは生1杯、勝沼酒造の白ワイン1本、冷酒3合、焼酎1杯・・・これだけ飲んでもまだ注文しようとしていたらしい。<もっと紳士的に飲めないの!?! said Valeria