picotさんの
「お昼に訪問! すし処 會(等々力)」に
意趣返しお礼トラバです。イヒヒ♪
昨年の11月に
青山の「ブノワ」で一緒に食事をしたT君ご夫妻と等々力の「寿司処 會」で新年会。
生ビールで乾杯の後、大将の中山さんに久保田の「得月」をお願いすると、もっといいのがあるとすすめられたのがこれである。「なんとかあぐら」という名前で、とてもすっきりとした飲み口なのにコクがあってとてもフルーティな味だ。
空になると「バイアグラ、お願いしま~~す」と追加注文した。(笑)
つまみはまずは「こうばこ蟹」から。卵とミソが最高に美味しい!まさに旬の食べ物である。
★のどぐろのカマ焼き今が旬ののどぐろ。そのカマはしっとりと脂がのっていて美味。
★ゲソのイカ肝ソースがけとても新鮮なイカの肝のソースでぷりぷりのゲソを食べる。うーん、と思わず唸ってしまう逸品である。残ったソースの中に握り一個分の寿司飯を入れてもらい、またまた唸ってしまった。
★山梨の白ワインこのまま冷酒を飲み続けてしまうとスイスイと飲ってしまい、美味しい海の珍味の味がわからなくなってしまうほどヘベレケになってしまうので、ここでワインをお願いする。
このワインは中山さんのオススメであるが、これが素晴らしく美味しかった。上質のサンセールを彷彿とさせるような味であり、刺身にも焼物との相性がとても良い。セパージュは同じ「ソヴィニョン・ブラン」かと思ったが、甲州なんとかという品種だそうだ。
このワインを造っている勝沼酒造の経営するレストラン「風」で数年前に家族で食事をしたことがあるが、とても美味しいローストビーフを食べたのを思い出した。
★生牡蠣★大間のマグロ中山さんから「約束通り仕入れておきましたよ」と言われて出されたのがこれ!昨年暮れには売り切れになってしまった最高級の大間のマグロである。・・・・・言葉もない。
★佐島のたこ前回同様、美味しい。名前を聞きそこなったが沖縄の塩で食べるとさらに味が引き立つ。
★中トロとマグロの剥き身の細巻ここにくると必ず注文する巻物♪
★穴子の握りこれも必ずお願いする。今回はタレと柚子塩で頂いた。相変わらずふわ~と仕上がっていて、飲み込むように食べてしまった。
★とらふぐの白子焼き!!!!! ひとつはそのまま、もうひとつは寿司飯と。(これを書きながらとらふぐの握りを食べそこなったことを思い出しプチ後悔)
★赤貝の握りここの貝類はいつでも新鮮。どの貝も身がぷりぷり&シコシコでまるで生きているようだ。
★雲丹飯〆は雲丹飯。何度食べても美味しい〆である。
今日も十分に堪能することができた。特に今日は素晴らしかった。
来月の初めに予約を入れてほくほく顔で店を出、足取りも軽く家路を辿る。といいたいところだが、実際は千鳥足もいいところで、今日も帰りの電車の中で鼻歌を歌っていたそうである(記憶ナシ)。。。。。まあ、見知らぬ女性に声をかけなかっただけでもヨシとしよう。(笑)
T君からのお土産、ポイヤックの「ピション=ロングヴィル=バロン」2003年だ。このシャトーはボルドーの2級畑のもの。
ボルドーワイン事典によると2003年のこのワインは92~94+という高得点。1990年に次ぐできの良さで、飲み頃は2009年~2025年だそうだ。
2012年の結婚30周年に飲むことにし、瓶の底に「2006年1月7日 T君ご夫妻から 寿司會にて」というメモを貼ってワインセラーに保管した。
さて、6年後のこの日、料理は何にしようか?と早くもあれこれと夫婦で議論するが、これに見合うだけの料理が思いつかず、というよりもそれだけのレベルの料理を作る腕を持ち合わせないことがわかり、その日にはこれをパリの三ツ星ホテルに持ち込んで祝おう、というまずは実現不可能な話で一件落着した。