今日は義母との昼食会の日。白金の「さくらさくら」で美味しい天ぷらうどんを食べたいという義母に、「学芸大学にも美味しいうどん屋さんがありますよ」と唆し、7度目の「いしおか」詣でと相成ったのである。実は、「いしおか」でうどんを食べたことは一度もないのだが。
義母との食事会のときには義母の財布に縋ることになっているので、今日は2品食べちゃうことにした。(イイトシコイテ!という声が聞こえてきそうだが、無視! 笑)
「おろしそば」は2度目。1度目のあのひっくり返るような感動を覚えることはできなかったが、それでも十分に美味しい。
もうひと品は温かい「鴨南蛮」をお願いした。このお店のかけ汁はただでさえ美味しいのに、そこに鴨の旨みが溶け出しているのだからもうたまらない。
鴨肉の歯ごたえも味も私の好きなタイプである。
女房の頭の中には「蕎麦が美味しい蕎麦屋→うどんも美味しい」というチャートができているようで、注文は「カレー南蛮うどん」。
うどんは白金「さくらさくら」に似ており、これを「京うどん」というのかどうかはわからないがちょっと細めながらしこしこと歯ごたえが嬉しい。
カレー汁は昔懐かしい味にいしおかオリジナルの何かが加えられているようで美味しい、と女房は言っていた。ちなみに具の肉は豚ではなく鶏肉、それも極上の鶏肉だったそうだ。おそらく先日、私が食べた「若鶏なんばん」のかしわ肉を使っているのだろう。
義母はスポンサーだけあって、一番高い「鍋やきうどん」(1800円)を食べた。
義母は蕎麦にはうるさくないが、ことうどんに関しては一家言もっている。その義母も満足してくれたようで、うどんもさることながら、汁に感動していた。
会計を済ませたあと、義母の「ほんとにおいしかったわ、ごちそうさまでした」との言葉に対して、ご主人の「うれしいです!ありがとうございます」という小学生のような素直な挨拶に帰りの道中盛り上がりっぱなしであった。
「いしおか」
住所:目黒区中央町2-35-14
電話番号:(5722)1854
定休日:火曜日
営業時間:11:30~15:00 17:00~20:00