今日はちょっと風が冷たく感じるが、空はすっきりと晴れ渡り、久しぶりの秋晴れに誘われて女房と祐天寺の「卯月」に出かけた。「卯月」のランチは2種類ある。先日は
「なごみ膳」を食べたので、今日は「そばとろ膳」を注文した。内容はせいろ(二八)、とろろ、とろろ揚げ、蕎麦米入りご飯、デザート(青豆のきんつば)である。
蕎麦についてはもう言及する必要はないだろう。旨い。
そうそう、みなさんはこのセットをどうのような順番で食べるだろう。
私は蕎麦をまず食べ終えてから、他の食べ物にとりかかる。まあ、これが普通だと思うのだが、女房は蕎麦をひと口食べては、ご飯を口に入れとろろを啜る・・・といった順番で食べている。蕎麦が伸びてしまいそうで、見るに見かねて注意を促すのだが、睨み返されて、オワリ。最近、富に私の干渉を嫌うようになってきたようだ・・・。
それは、いい。
蕎麦を食べ終わり、「とろろ揚げ」を食べ、やはりこれも以前に食べた味と同じで美味しいぞと満足し、とろろをドボッ!っと蕎麦米入りご飯にぶっかける。・・・ここで、女房の待て!がかかる。
下品だ、というのである。ご飯にとろろをぶっかけることがだ。とろろはご飯を口に入れてから啜りこむものだというのだ。そうだろうか?
まあ、もうかけちゃったから後戻りできないし、言い方が気に喰わなかったので無視。で、そのままズズズッ!と音を立ててかきこんでやる。すると、「さいてー!」という声が聞こえてきた。
これも、いい。
このとろろ、おそらくもり汁で溶いたものだと思われるが、出汁がきいていてとても美味しい。
たまに三角錐の蕎麦米に出くわすと、その食感がたまらない。あは~ぁ、おいひい♪
一方、とろろとご飯を別々に食べていた女房は、とろろ・ご飯比率を間違えてしまったようで、ご飯が余ってしまっている。興味津々で見ていたら、ご飯を残ったもり汁で食べていた。もちろん、もり汁をご飯にかけたりはしない。お上品ぶりあがって! でも、ザマミロなのだ♪
「卯月」(祐天寺):http://gourmet.livedoor.com/item/100/T24563/