いい店を見つけてしまった!
「LAS TRES RAMAS」(ラス・トレス・ラマス)・・・3本の枝という名前のスペイン・バルである。
先日、仕事で広尾に行ったときに、会社に帰る気がしなくて広尾商店街をぶらぶらと歩いていて見つけたのだ。
雰囲気もスペインのバルに似ており、タパス(おつまみ)が450円からという値段も気に入り出かけてみた。
入ってみるとこのバルは女性がひとりで切り盛りしている。
バー・カウンターの上にはいろいろなタパスが並べられており、もろにスペインである。
スペインビールの「エストレージャ」を飲みながら、まずは小手調べということで「鰯の酢・オリーブオイル漬け」と「トルティージャ」を注文する。
実を言うとこのお店のタパスには初めからほとんど期待をしていなかったのだが、両者ともとても旨い★★★
鰯が新鮮で、酢によるしめ具合が最高だ。
トルティージャの味付けもよく、ふっくらとした焼き具合はスペイン人顔負けである。
まずかったら、2品ほどつまんで退散しようと思っていたが、この両品に感動してしまいワインをボトルで注文する。
ワインはルエダの白、値段は2300円である。
このワインはすっきりとして飲みやすい。
なによりもこの値段が魅力的である。
このあと感動のタパスが続々と登場する。
■「ピスト・マンチェーゴ」
「ピスト・マンチェーゴ」というのはラ・マンチャ地方の野菜のごった煮である。(フランスのラタトゥイユ、イタリアのカポナータのような料理である)
このソースが最高に旨かった。
瞬く間にパンがなくなっていく旨さである。
■「チャンピニオンの鉄板焼き」
チャンピニオンの中の詰め物の味がとてもよい。
スペインで食べたのと同じ味である。
■「レンズ豆の煮込み」
レンズ豆とじゃがいも、それに豚の血のソーセージ(モルシージャ)をトマトソースで煮込んだものだが、これもスペインで食べた味である。
モルシージャからの出汁が十分に出ておりとても旨い!
■「トルティージャ」
お腹がかなり膨れていたが、〆にもう一度トルティージャを食べたくなり再発注!
なんでこんなに美味しくできるんだろうか?
スペインにいるような錯覚を覚える。
来年の2月に訪西する予定だが、時期を繰り上げしまいたくなってしまった。
ごちそうさまでした!! またきまーっす!!
i HASTA PRONTO !
●「しこ鰯の酢漬け」 ●「トルティージャ」
●「ピスト・マンデェーゴ」 ●「チャンピニオンの鉄板焼き」
●「レンズ豆の煮込み」 ●「トルティージャ」(デザート)
●スペインビール「エストレージャ」 ●ルエダの白ワイン
●この店のオーナーである内山三枝さん・・感じが良くてとても明るい女性だ!
「ラス・トレス・ラマス」(Las Tres Ramas)
住所 渋谷区広尾5-8-1
電話 03-3440-3360
営業時間 6:30~24:00(日曜・祭日は休み)
大満足で広尾から西麻布方面に腹ごなしの散歩をしていたら、聞き覚えのあるお店を発見する。
「WALNUTS」・・・ここは先日
picotさんが2次会に使われたところである。
私たちも入口のおにいさん(あとで聞いたらこの店の支配人)にうまく店内に誘導されてしまった。
この店は西麻布交差点にある「十々」の系列店だそうだ。
食べたのはドライトマトだけだったのでこの店の実力のほどはわからないが、ちょっと暗めで落ち着ける雰囲気である。