前回の記事で、「しながわ翁」のざる蕎麦と「箱根 暁庵」のそれとが瓜二つと書いた。
いくら同門とはいえ、マック(関西ではマクドと言うらしい)ではあるまいに、そんなことがあるのだろうかと午後の間中、気になってしかたがなかった。
ということで、それを確認すべく広尾にある「箱根 暁庵」で晩飯を食べることにした。
(ここは過去にこのブログで採り上げている:
過去記事)
注文は蕎麦懐石(3800円)である。
料理の友は久しぶりに日本酒にした。
料理には熱燗を、そして蕎麦には冷酒を合わせてみた。
料理は全てが旨かった。
懐石料理では少なくとも一皿は疑問符を投げかけたくなる料理が登場するが、ここの懐石はパーフェクトである。
一分の隙もない料理に酒は進みに進む。
料理で日本酒を4合も空けてしまい、酔った頭で蕎麦の比較吟味をする。
やはり、「しながわ 翁」と同じだ。
旨い!
これで3800円は大満足である。
●先付 焼味噌 ●先付 「暁」豆腐
●お椀 菊花大根 ●お造り 紅葉鯛・針肴・縞海老
●焼物 真奈鰹の朴葉焼 ●揚げ物 そばがきのあられ揚げ
●冷酒(新潟・純米酒)と熱燗
「暁」サラダである。
蕎麦屋のくせにサラダがめちゃくちゃ旨い。
デザートにこれを食べようと思ったが、残念ながら私の胃袋はそのキャパを超えていた。
次回の楽しみにとっておくことにする。
ちなみにこのサラダの値段は800円である。